当社の歴史は、1979年まで遡ることができます。そして2004年に「ネッツトヨタノヴェルふくしま」への社名変更を機に自社販売網を拡充し、現在では福島県内に13店舗を持つ規模になりました。当社では、お客様のご満足のために、様々なスキルアップを実施。様々なアイデアを議論し提案する社員ミーティングをはじめ、新人共育や質の高い応対や技術を身に付けるステップアップ共育、さらに保険などを含めた必要な知識を習得する「ノヴェル塾」も開催しています。

販売ネットワークが県内全域にわたることもあって、"ふくしま全体で仲間"という意識が、3.11東日本大震災を経験後、随分強くなった気がします。福島は社会関係資本〈Social Capital ソーシャルキャピタル〉である信頼・規範・絆が厚い土地柄。その素晴らしい郷土において、当社も信頼・規範・絆にあふれた組織であれば、良き企業市民として認めていただけるし、貢献もできると考えています。車はメーカーの技術開発努力により、走行時CO2フリーを実現し、自動ブレーキなど安全技術が交通事故の減少に役立っています。環境問題や交通事故の問題はこれからもっと改善されるはずです。よりポジティブに地域社会に向き合えることを私はうれしく思っています。

当社では、社員たちの関係性、お互いのコミュニケーションの場を大切にしています。だから、社内には人と人とが「ありがとう」という言葉と心でつながる関係性があります。もちろん全社員、お客様に対しても「思いやり」と「共感」を大切にしています。車のことも、そして車以外のことも、お客様が社員と気軽にお話しいただける、よりご来店しやすい店舗づくりが、今後の地域社会に貢献できると考えているからです。熱心に仕事に取り組んでいる若い社員たちの姿を見ていると、自分の故郷で就職しよう、という多くの方は震災を経て、とても郷土愛に燃えているように思います。ですから、生まれ育った地元のために仕事がしたい。故郷で家族とともに幸せになりたい。そんな方たちと私たちも一緒に仕事がしたい。この福島をもっといい場所にするために。ネッツトヨタノヴェルふくしまも、そう願っています。